亜鉛は、体にとってとても大切な必須ミネラルです。
以下のような働きがあります:
味覚を正常に保つ
免疫力の維持
神経の働きを助ける
皮膚や粘膜の修復
成長や発達をサポート
⚠ こんな症状がある方は要注意
味がわかりにくい(味覚異常)
肌荒れ・口内炎・脱毛
風邪をひきやすい
頭痛、めまい、しびれ
慢性的な疲れ、集中力の低下
👉 特に慢性の亜鉛欠乏では、末梢神経の働きが鈍くなることで「しびれ」や「頭痛」、「ふらつき感(めまい)」を感じることがあります。
🍽 亜鉛不足を防ぐ食事のポイント
✅ 亜鉛を多く含む食品
食品 | 亜鉛(100gあたり) |
---|---|
牡蠣(加熱) | 約14.5mg |
牛赤身肉 | 約4〜6mg |
豚レバー | 約6.9mg |
チーズ(パルメザンなど) | 約3.9mg |
ナッツ類 | 約2〜3mg |
納豆・豆腐などの大豆製品 | 約1〜2mg |
💊 亜鉛を処方された場合の内服期間は?
医療機関で処方される亜鉛製剤は、血中亜鉛値の改善や症状の緩和を目安に、1~3か月程度の内服が推奨されます。
味覚異常 → 約1〜2か月で改善する例が多い
神経症状(しびれなど) → 数か月かけてゆっくり改善することもあります
定期的な血液検査で亜鉛値を確認しながら調整します
⚠ 長期内服は銅欠乏などの副作用にも注意が必要です。必ず医師の指示に従ってください。
🏥 最後に
頭痛・しびれ・めまいなどが気になる方は、血液検査で亜鉛値を調べることができます。
「もしかして…?」と思ったら、お気軽にご相談ください。