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「今までに経験したことのない激しい頭痛」が、突然起こったことはありませんか?
このような頭痛は雷鳴頭痛(らいめいずつう)と呼ばれ、なかには、可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)という病気が隠れていることがあります。
この記事では、わかりやすく、RCVSとは何か、なぜ頭痛でMRI検査が大切なのかを、姫路で頭痛診療を行う脳神経外科の視点から説明します。
RCVSってどんな病気?
RCVSは、脳の血管が一時的にキュッと細くなることで起こる病気です。
名前のとおり「可逆性(元に戻る)」が特徴で、数週間〜3か月ほどで血管の細さが改善することが多いとされています。
主な特徴
突然の激しい頭痛(雷鳴頭痛)が起こる
1回だけでなく、数日〜1週間ほどの間に何度も繰り返すことがある
最初の検査で異常が出ないことがある
どうして起こるの?
はっきりした原因はまだ研究中ですが、次のようなきっかけが知られています。
出産後(産後)
強いストレス
激しい運動や入浴
一部の薬やサプリメント
血管に影響する薬剤の使用
これらをきっかけに、脳の血管の調整がうまくいかなくなり、血管が一時的に細くなると考えられています。
放っておくとどうなる?
多くの場合、RCVSは自然に良くなる病気ですが、注意が必要です。
血管が強く細くなると、
脳梗塞(脳の血流が止まる)
脳出血
くも膜下出血(軽いタイプ)
などを合併することがあります。
そのため、「ただの頭痛だから大丈夫」と自己判断するのは危険です。
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なぜMRI検査が大切なの?
RCVSの診断では、MRI・MRA(血管を見るMRI)がとても重要です。
ポイント①
最初のMRIで異常がなくても安心できない
RCVSでは、発症直後は血管の変化が写らないことがあります
数日〜1週間後に、初めて血管の細さが見えることもあります
ポイント②
命に関わる病気との区別が必要
くも膜下出血
脳動脈解離
脳の血管炎 など
これらは早急な対応が必要な病気で、MRI検査による見極めが欠かせません。
治療はどうするの?
RCVSの治療は、原因となるきっかけを避けることが基本です。
血管に影響する薬の中止
無理な運動や強い刺激を避ける
痛み止めなどで頭痛をコントロール
こんな頭痛はすぐ受診を
次のような症状があれば、早めに脳神経外科を受診し、MRI検査を受けることをおすすめします。
今までで一番強い頭痛
バーンと殴られたような突然の痛み
数日の間に何度も同じような激しい頭痛が起こる
吐き気、しびれ、ろれつが回らないなどを伴う
姫路で「頭痛」「MRI」を考えている方へ
頭痛の原因はさまざまですが、突然の激しい頭痛の背景には、RCVSのように画像検査が必要な病気が隠れていることがあります。
姫路で頭痛に悩んでいる方、
「この頭痛、いつもと違うかも?」と感じた方は、MRIによる詳しい検査をぜひご相談ください。
早めのMRI検査が、安心につながります。


