「朝起きたときに頭が痛い」
「立ち上がるとめまいがしてふらつく」
こうした症状に悩んでいる方は少なくありません。一般的な片頭痛や緊張型頭痛でも似た症状が出ることがありますが、起き上がった時に特に強い頭痛やめまいが出て、横になると楽になる場合は、「低髄液圧症候群(ていずいえきあつしょうこうぐん)」という病気の可能性があります。
姫路駅前みどり脳神経外科クリニックでは、こうした症状に対して脳神経外科専門医による診療とMRI検査を行っています。
低髄液圧症候群とは?
脳と脊髄は「髄液」という液体に包まれています。髄液はクッションの役割を果たし、脳を守っています。
低髄液圧症候群は、この髄液が脊髄から漏れ出してしまい、脳が下に引っ張られることで頭痛やめまいが起こる病気です。
特徴的なのは、
立ち上がると頭痛やめまいが強くなる
横になると症状が軽くなる
という「体位による変化」です。
主な症状
起き上がったときの強い頭痛
めまい、ふらつき
吐き気
耳鳴り
首や背中の痛み
「朝起きると頭痛」「立ち上がるとめまい」などの症状で検索される方は、低髄液圧症候群の可能性を考える必要があります。
原因は?
交通事故や転倒による外傷
激しいスポーツや体の負担
特に大きなケガがなく自然に起こる場合もある
髄液が漏れる原因はさまざまですが、硬膜に小さな裂け目ができることがきっかけです。
MRIによる診断の重要性
低髄液圧症候群を疑った場合、MRI検査が診断に役立ちます。
MRIでは次のような所見が見られることがあります。
硬膜の肥厚
脳の下垂
髄液漏れのサイン
「姫路で頭痛やめまいが続いて心配」「MRIを受けたい」という方は、脳神経外科での検査がおすすめです。
治療方法
安静と水分補給
軽症の場合は、安静と水分補給で自然に改善することもあります。薬物治療
鎮痛薬や点滴で症状を和らげます。ブラッドパッチ治療(硬膜外自家血注入療法)
改善しない場合には、自分の血液を硬膜外に注入して裂け目をふさぐ治療を行います。専門病院での治療が必要です。
他の病気との鑑別も大切
「起き上がると頭痛やめまいがする」症状は、低髄液圧症候群以外でも起こります。
片頭痛
起立性調節障害
内耳の病気(めまい)
危険な脳の病気
MRIを行うことで、重大な疾患を見逃さずに正しい診断ができます。
姫路で頭痛・めまいにお悩みの方へ
当院は姫路駅から徒歩すぐの脳神経外科クリニックです。
頭痛やめまいに悩む方への専門診療
MRIによる即日検査が可能
専門医が一人ひとりに合わせた治療を提案
「朝起きると頭痛がする」「立ち上がるとめまいがする」「横になると楽になる」などの症状が続く場合は、低髄液圧症候群の可能性も含めて検査をおすすめします。
放置せず、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
起き上がった時の頭痛やめまいは、低髄液圧症候群の可能性がある
MRI検査で診断できることが多い
治療は安静・薬物・ブラッドパッチ治療が中心
姫路で頭痛やめまいにお悩みの方は、姫路駅前みどり脳神経外科クリニックへご相談ください。