姫路で「突然の頭痛」に悩む方へ
「頭がズキンと痛んで動けなくなった」
「片頭痛とは違うけど、恥ずかしくて相談できない」
そんな経験はありませんか?
性行為や自慰の最中、またはオーガズムの直前・直後に突然頭痛が起こることがあります。
これは医学的に 「性行為にともなう一次性頭痛」 と呼ばれるものです。
一見、人に話しにくい症状ですが、決して珍しいものではありません。
当院(姫路駅前みどり脳神経外科クリニック)にも同じ悩みで来院される方がいらっしゃいます。
恥ずかしいことではなく、脳の健康に関わる大切なサインなのです。
性行為や自慰で起こる頭痛の特徴
性行為や自慰の最中に発症
興奮やオーガズム直前・直後に突然の頭痛
後頭部や頭全体が「ズキン!」と痛む
数分で治まる場合もあれば、数時間続くこともある
特に男性や片頭痛を持つ方に多いとされます。
なぜ起こるのか?
原因は完全には解明されていませんが、
性的興奮による血圧・心拍数の急上昇
脳血管の急激な拡張
が関与していると考えられています。
このため、性行為だけでなく 自慰でも同様に起こる ことがあります。
鑑別が重要な危険な病気
突然の激しい頭痛は、良性の場合もありますが、以下の重大な病気が隠れていることがあります。
くも膜下出血(脳動脈瘤破裂による出血。命に関わる)
脳動脈解離(血管の壁が裂けて頭痛や脳梗塞の原因に)
可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)(性行為や入浴を契機に雷鳴のような頭痛を繰り返す)
これらは自己判断できません。
初めての強い頭痛やこれまでにない痛みは、必ず医療機関で検査を受けることが必要です。
MRIでの精密検査が安心につながります
姫路駅前みどり脳神経外科クリニックでは、頭痛の原因を正確に調べるために 頭部MRI・MRA検査 を行っています。
MRI:脳の構造を詳しく確認でき、出血や腫瘍の有無を調べられる
MRA:脳の血管を描出し、動脈瘤や解離をチェックできる
これらを行うことで、命に関わる病気を早期に除外し、安心して治療に臨むことができます。
治療と予防について
発作を予防する薬(インドメタシンなど)を事前に服用することもある
繰り返す場合は予防薬を用いる
睡眠不足・過労・ストレスを避けることも大切
良性と診断されれば、過度に心配する必要はありません。
恥ずかしがらずに相談してください
「性行為や自慰で起こる頭痛」と聞くと、人に話すのをためらう方も多いでしょう。
しかし、頭痛は脳からの大切なサインです。
恥ずかしいことではなく、むしろ隠してしまうことで命に関わる病気を見逃す危険があります。
姫路で突然の頭痛に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
MRIを用いた精密診断で、不安を解消し、安全に治療へと進むことができます。
まとめ
性行為や自慰に関連した頭痛は「性行為にともなう一次性頭痛」と呼ばれる
良性であることも多いが、くも膜下出血・脳動脈解離・RCVS といった重病との鑑別が必須
姫路駅前みどり脳神経外科クリニックでは MRI検査 による精密診断が可能
頭痛に関して少しでも不安を感じたら、早めの受診をおすすめします。