めまいをおこす脳の病気

めまいは多くの方が経験する症状ですが、その原因は耳の問題やストレスだけでなく、脳の病気や特定の頭痛が関与している場合もあります。

姫路を中心にめまいでお悩みの方に向けて、脳が原因のめまいと、近年注目されている前庭性片頭痛について解説します。

脳が原因で発生するめまいの代表的な病気には、脳梗塞、脳出血、小脳や脳幹の障害などがあります。

これらの病気では、平衡感覚をつかさどる神経が影響を受けるため、回転するような激しいめまいや、ふらつきが特徴的です。

また、これらのめまいには手足のしびれ、視覚異常、ろれつが回らないといった症状が伴うことが多いため、早急な対応が求められます。特に高血圧や糖尿病、喫煙習慣のある方はリスクが高いので注意が必要です。

前庭性片頭痛は、片頭痛の一種で、めまいが主な症状として現れるものです。

片頭痛の発作に伴って、数分から数時間、時には数日間続く回転性のめまいやふらつきが起こることがあります。

頭痛を伴わない場合もあり、診断が難しいのが特徴です。

このタイプのめまいは、光や音に敏感になる、吐き気がするなど、一般的な片頭痛の症状と共通点があります。

原因としては、脳内の血管や神経の働きの異常が関与していると考えられています。

前庭性片頭痛は適切な治療でコントロールできるため、症状に気づいたら早めの受診が大切です。

当院では、めまいの原因を特定するためにMRIによる精密検査を行っています。

脳が原因のめまいや前庭性片頭痛の診断も可能です。

特に、片頭痛やめまいが繰り返し起こる場合には、医療機関での治療が必要です。

患者さまの生活の質を改善するため、適切な診療と治療を提供しています。

めまいは見逃すと重大な病気を引き起こす可能性があります。姫路でめまいにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

当院は姫路駅からアクセスしやすい立地にあり、地域の皆さまに安心して通院していただける環境を整えています。